Webサイトの制作・運用を受託する際、クライアントへの報告書にディレクトリマップを添付するケースが増えています。単なるURL一覧と違い、ディレクトリマップは「サイトの骨格」を視覚化したドキュメントです。報告の目的やクライアントのリテラシーに合わせて粒度を調整することで、説明の手間が大幅に省けます。
クライアント報告で使われるディレクトリマップの4つの用途
- 制作完了報告 — 納品したページ一覧と各URLの確認
- 月次運用報告 — 追加・削除・変更したページの棚卸し
- リニューアル提案 — 現行サイトの構成をもとに改善案を提示
- SEO施策報告 — クロールされているURL・インデックス数の変化を報告
ディレクトリマップに盛り込むべき基本項目
クライアントに提出するディレクトリマップには、URLだけでなく、ページの役割や状態が一目でわかる情報を加えることが重要です。以下の項目を最低限含めましょう。
- URL(フルパス)— 絶対URLで記載し、確認しやすくする
- ページタイトル — titleタグの内容をそのまま記載
- 階層(深度)— トップからの階層数。第1層・第2層のように表記
- ページ種別 — トップ / カテゴリ / 詳細 / ランディングページ など
- ステータス — 公開中 / 非公開 / リダイレクト / 削除予定
- 最終更新日 — 運用状況の確認に使う
- 備考 — リニューアル予定・要修正など担当者メモ
Structreeで現行URLを一括取得する
クライアントサイトのURLを手作業でリストアップするのは非現実的です。Structreeを使えば、サイトのURLを自動クロールして一覧化できます。Excelエクスポート機能を使えば、そのまま報告書のベースとして活用できます。日本語URLも文字化けせず取得できるため、日本語パスを多用したサイトでも安心です。
URLクロール→Excelエクスポートまで無料で試せます。
Structreeを無料で試すクライアント別に粒度を調整する方法
ITリテラシーの高い担当者には技術的な詳細(ステータスコード・正規URL・noindex有無)を盛り込み、経営層への報告ではページ数・カテゴリ構成のサマリーに絞るなど、受け手に合わせた粒度設定が必要です。
- 担当者向け — URL全件・ステータスコード・更新日・備考列あり
- 上長・経営層向け — カテゴリ別ページ数集計のサマリー表のみ
- 外部パートナー向け — 公開URL・タイトル・種別のみ(内部情報を除外)
報告時に添付するExcelテンプレートの構成例
- シート1「全ページ一覧」— URL・タイトル・階層・ステータス・備考
- シート2「カテゴリ別集計」— カテゴリごとのページ数グラフ
- シート3「変更履歴」— 当月追加・削除・変更したページの差分一覧
- シート4「404エラー一覧」— 今月検出したリンク切れURLとその参照元
クライアント報告ディレクトリマップ作成チェックリスト
- □ URLは絶対パスで記載し、クリックして確認できるようリンクにする
- □ 階層の深さをカラム分けまたはインデントで視覚化する
- □ ページ種別・ステータスを色分けや記号で一目でわかるようにする
- □ 前回提出版との差分(追加・削除・変更)を明示する
- □ 報告日・作成者・バージョン番号をシートに記載する
- □ クライアントのリテラシーに合わせてシートを分けて提出する