ブログや記事コンテンツが増えるにつれ、低品質なページ・重複コンテンツ・情報が古くなったページが蓄積されます。こうしたページを放置するとサイト全体の評価が下がるリスクがあります。ディレクトリマップをベースにコンテンツ棚卸し(コンテンツインベントリ)を行うことで、削除・統合・リライトの判断を効率よく進めることができます。
コンテンツ棚卸しとは何か
コンテンツ棚卸し(コンテンツ監査)とは、サイトに存在するすべてのコンテンツを一覧化し、各ページの品質・価値・現状を評価するプロセスです。SEOにおいては、低品質ページを整理することでサイト全体のクロール効率が改善され、重要ページへの評価集中につながります。
棚卸しに必要な情報の集め方
コンテンツ棚卸しの第一歩は、全ページのURL一覧を揃えることです。Structreeでサイトをクロールすれば、URL・タイトル・ステータスコードを自動収集してExcelに出力できます。ここにGoogle Analytics・Search Consoleのデータを組み合わせると棚卸しの精度が上がります。
- StructreeでURL・タイトル・ステータスコードを一括取得
- Google Analytics(GA4)から各URLのセッション数・直帰率を取得
- Google Search Consoleから各URLの表示回数・クリック数・平均順位を取得
- 各ページの最終更新日をCMSまたはサイトマップから取得
削除・統合・リライトの判断基準
データが揃ったら、各ページに「削除」「統合」「リライト」「維持」のラベルを付けていきます。以下の基準を参考にしてください。
- 削除候補 — セッション数ゼロ・検索表示回数ゼロ・内容が他ページと重複・情報が古くて更新価値がない
- 統合候補 — 同テーマで複数ページに内容が分散している・どちらも中途半端なトラフィックしかない
- リライト優先 — 検索表示回数はあるがCTRが低い・順位が11〜20位(圏外からフェーズアップ可能)
- 維持 — 安定したトラフィックがある・被リンクを受けている・コンバージョンに貢献している
404エラーページの扱い
Structreeのクロールで検出された404エラーURLは、棚卸しの中で別途対処が必要です。外部から被リンクを受けている404ページは301リダイレクトで適切なページに転送し、内部リンク切れは修正します。被リンクも内部リンクもないURLは削除のまま放置して問題ありません。
コンテンツ棚卸しの進め方(Excelシート構成例)
- A列: URL(フルパス)
- B列: ページタイトル
- C列: 最終更新日
- D列: 月間セッション数(GA4)
- E列: 検索クリック数(Search Console)
- F列: 平均検索順位(Search Console)
- G列: 判定(削除 / 統合 / リライト / 維持)
- H列: 対応内容・メモ
サイト全URLをクロールして棚卸しのベースデータを作成できます。
Structreeを無料で試すコンテンツ棚卸しチェックリスト
- □ 全ページのURLをクロールツールで取得し、Excelに一覧化する
- □ GA4・Search Consoleのデータを各URLに紐付ける
- □ 最終更新日を確認し、1年以上更新されていないページをピックアップする
- □ 削除候補はnoindexまたはリダイレクト前にバックアップを取る
- □ 統合する場合は元URLから新URLへ301リダイレクトを設定する
- □ リライト後はSearch Consoleの「URL検査」で再クロールをリクエストする
- □ 棚卸し作業を四半期に1回のルーティンにする