サイトリニューアルでSEO評価を引き継ぐためには、現行サイトのURL全件を把握することが出発点です。ディレクトリマップを作成し、新旧URLの対応表(URLマッピング)を整備することで、リダイレクト設定の漏れや404エラーの大量発生を防ぐことができます。
リニューアルで失敗するサイトに共通する3つのミス
- 現行URLを全件把握せずにリニューアルし、被リンクURLが404になる
- 旧URL→新URLのリダイレクト設定を一部しか行わず、SEO評価が分散する
- URL変更によるカノニカル設定の変更漏れで重複コンテンツが発生する
現行ディレクトリマップの作り方
リニューアル前に現行サイトのURLを全件取得し、ディレクトリマップとして一覧化します。Structreeを使えば、クロールで現行サイトの全URLを自動収集し、Excel形式でエクスポートできます。特に、日本語URLを含むページや動的URLが混在したサイトも正確に取得できます。
- Structreeで現行サイトをクロールし、URL一覧をExcelエクスポート
- Google Search ConsoleのURL検査 → サイトマップ登録済みURLと突き合わせ
- 被リンクが多い重要URLをAhrefsなどで抽出し、優先リスト化
- Google Analyticsで流入があるURLを確認し、移行対象を絞り込む
現行サイトのURL全件をクロールしてExcelに出力。リニューアル準備に活用できます。
Structreeを無料で試す新旧URL対応表(URLマッピング)の作り方
現行URLの一覧が揃ったら、新しいURLとの対応表を作成します。この対応表がリダイレクト設定の元データになります。列構成の例は以下の通りです。
- 旧URL — 現行サイトのフルパス
- 新URL — リニューアル後のフルパス(変更なしの場合は「同一」と記載)
- リダイレクト種別 — 301(恒久)/ 302(一時)/ 変更なし
- 優先度 — 被リンク数・流入数に基づく重要度(高・中・低)
- 担当者・確認状況 — 実装済み・未着手・確認待ち
リダイレクト設定後に必ず行う確認作業
リダイレクト設定が完了したら、対応表のURLを実際に確認し、正しく301リダイレクトされているかチェックします。また、リニューアル公開直後はGoogle Search Consoleのカバレッジを監視し、インデックスエラーの急増がないか確認しましょう。
サイトリニューアルURL移行チェックリスト
- □ 現行サイトの全URLをクロールツールで取得し、一覧化する
- □ Google Search Console・Analyticsで被インデックス数・流入URLを確認する
- □ 旧URL→新URLの対応表を作成し、リダイレクト種別を決定する
- □ 本番リリース前にステージング環境でリダイレクトを全件テストする
- □ 公開後にStructreeで新サイトをクロールし、404エラーURLを確認する
- □ Google Search ConsoleのカバレッジをリリースD+7・D+30で確認する
- □ 外部サイトへの被リンクが多い旧URLは優先的にリダイレクト設定する